50歳代の男性の患者さんが来ました。
何を喋っているのか聞き取れず、身体の動きも悪く、最初は酔っ払いが
来たのかと思いました。(笑)
話を良く聞くと脳卒中で手術の経歴があり、ろれつが回らず、歩行が困難です。
言語障害は後頭部の亜門のツボを中心に取穴します。
ろれつが回らない「舌」には取穴はしません。
数回の治療で、患者さんの話が聞き取れるようになり、歩行もかなり改善しました。
患者さんは蜂針後の痒みが強くて我慢できず、
「これだけ喋れて、身体の動きもよくなったから、こんなもんで良いから。」
と、中途半端で治療を止めてしまいました。(笑)
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