過酸化脂質というのは文字どうり、「酸化がとても進んだ脂」という意味です。
わかりやすくいえば「錆びた脂」です。
これは活性酸素同様、体に非常に悪い影響をおよぼします。
その錆びた脂を含んだ牛乳を、今度は100度以上の高温で殺菌します。
エンザイム(酵素)は熱に弱く、48度から115度の間で死滅します。
つまり、市販の牛乳というのは、大切なエンザイムを含まないだけではなく、脂肪分は酸化し、
たんぱく質も高温のため変質しているという、ある意味で最悪の食物なのです。
その証拠に、市販の牛乳を母牛のお乳の代わりに子牛に飲ませると、その子牛は4,5日で
死んでしますそうです。
病気にならない生き方 新谷弘実著
PR