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2012年02月14日20/ 時04分の記事
悪玉と呼ばれたコレストロールの真実 1
これまでコレストロールといえば「高いほうが危ない」というのが「常識」とされてきました。

しかし、総コレストロール値、あるいはLDLコレストロール値が高いと、日本では総死亡率が低いこ
とが判明したのです。

心臓病やガン、肺炎などすべての死亡原因を含めると、LDL-Cが高いほうが死亡率が低いのです。

そもそもコレストロールは、肝臓で約8割が作られ、血液を通じて必要な組織に配布されています。

全身の細胞膜や神経細胞、ホルモンなどの原料となる、人体に欠かせない物質です。

少なすぎると免疫力が低下して、ガンや肺炎などの呼吸器疾患の死亡率が増加します。


大櫛陽一 東海大学医学部教授

「命を脅かす!健康診断の恐怖」 より
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