これまでコレストロールといえば「高いほうが危ない」というのが「常識」とされてきました。
しかし、総コレストロール値、あるいはLDLコレストロール値が高いと、日本では総死亡率が低いこ
とが判明したのです。
心臓病やガン、肺炎などすべての死亡原因を含めると、LDL-Cが高いほうが死亡率が低いのです。
そもそもコレストロールは、肝臓で約8割が作られ、血液を通じて必要な組織に配布されています。
全身の細胞膜や神経細胞、ホルモンなどの原料となる、人体に欠かせない物質です。
少なすぎると免疫力が低下して、ガンや肺炎などの呼吸器疾患の死亡率が増加します。
大櫛陽一 東海大学医学部教授
「命を脅かす!健康診断の恐怖」 より
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