免疫強化療法を提唱する鶴見クリニック院長、鶴見隆史氏も検診の危険性に警笛を鳴らす。
「よほど健康に自身があれば健診を受けてもいいかもしれないが、ほとんどは自動的に病人
にさせられるのが現状。異常があればすぐに薬を処方し、本当の病気にさせられてしまうのです」
日本人の国民病とされる糖尿病を例に説明をしてもらった。
「健診の前日に甘いものなどを食べ過ぎれば、血糖値が高くなるのは当たり前。しかし、たった
1回、血糖値が高かったという結果が出ただけで、病人という烙印を押され、インスリン投与が開始
されます。半年もインスリンを打ち続ければ、自分でインスリンを作ることができなくなります。
1965年には22・5万人だった糖尿病患者は、現在880万人にも上ります。食生活も関係しますが、
薬で儲けたい製薬会社のワナにまんまとハマった結果ではないかと考えています」
「命を脅かす!健康診断の恐怖」 別冊宝島編集部 編 より
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