経済学者で拓殖大学学長の渡辺利夫氏は、ヘビースモーカーであるため、かつては、
人間ドッグや、ガン検診などで肺のCT検査を毎年のように受けていた。
だが、還暦を機に、妻とともに受診をやめたという。
「50代の終わり頃に受けたCT検査で、肺に影がある!と言われました。
細胞診で異常なし!とわかったのですが、それまでの2週間は、生きた心地がしませんでした。
今後、年齢とともに検査で異常が見つかる頻度が増すのは当然だし、その度に不安を抱えな
がら過ごすのは短い人生を無駄にするのではないか。
そう考えて検診を受けるのはやめたのです。
そうしたら驚くほどすっきりした気持ちになり、健康な身体感を得られる。
今では、年齢による衰えは多少ありますが、病気かもしれないという不安は一切ありません」
「命を脅かす!健康診断の恐怖」 より
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